徒然なるままに

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生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ(知念実希人)

生命の略奪者―天久鷹央の事件カルテ―(新潮文庫nex)

タイトル:生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ

著者:知念実希人

評価:★★★★

 

傍若無人な天久先生の事件簿!! 待ってました!!

今回は臓器移植がテーマでした。なんていうか……無神論者に近い(なんちゃって仏教徒)のわたしには到底理解できないものでしたが。

今回の事件には犯人が二人いました。初めに犯人が捕まった時点で三分の二ほど残っていたのであれれ???と思ったらまだ裏がありました。

事件は四回(正確には五回)起こっていましたが、そのうちの一回は別の犯人でした。動機も対照的。犯人について語りたいけど……そんなことしたら読んでいるうちに犯人がわかってしまうので……口をつぐみます(エライ💪 ←当然だろう!! 別に偉くないわ!! というツッコミは無しの方向で)

移植のために輸送中の臓器が盗まれるなんて、かなりヤバい!! 中には心臓もあって、移植予定の人が亡くなっているんですよね……他も亡くなりはしないけど……やっと普通の生活ができると喜んでいた人が病人生活を続けなければならないなんて……私も健康体とは言えないので(移植が必要なとんでも病気ではないけど)、ゾッとしながら読んでました。せめて、納得できる動機でありますように(そんな動機、あるか??? きっと、どんな動機でも納得なんていかないのだろうけど……)と思ったのに……「犯人、二人とも頭おかしいんじゃないの??」とマジで思いました(~_~;)

 

メチャクチャ面白くて、ついつ仕事帰りに電車の中で読み初めて、読み終わって顔を上げたら最寄駅と自宅の中間地点にいた………(⌒-⌒; ) あれ? いつ乗り換えたんだ? その辺の記憶がめちゃくちゃ朧げ……?? よくあることではありますが💦

でも、誰も共感してくれないんです!! 共感してくれる人大募集(いるか、そんな奴??)