2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
タイトル:現代語訳 とりかへばや物語 著者:水谷 悠歩 落窪物語を読んだので、とりかえばや物語ももう一度読んでみたくて、kindleで探した、数少ない現代語訳(小説風)のモノでしたが、再読でした(^^♪ 一度小説で読んだのは覚えていたのですが、作者とか表…
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける 川で禊をしている人を見ると夏の訪れを感じるなぁ、というような内容の句になります。 禊、というと、冷たい水の中に入ったり、滝に打たれたり、というイメージでしたが、調べてみたら、夏の禊…
タイトル:落窪物語 著者:室城 秀之 籬の菊を読んだときに、ちょくちょくと『落窪』の話が出てきていて、久しぶりに読みたい……と何年か前に読んだ落窪物語を引っ張り出してきました。 大まかな流れは覚えていましたが、細かいところは、忘れていたので面白…
タイトル:籬の菊(まがきのきく) 著者:阿岐有任 『紫式部の娘』の作者のデビュー作のようです。同一作者なので、読んでみました。 私はこの作者の3作品の中で一番好きです♡ 時代は、後三条天皇が東宮から天皇になるころ。ながーい話のような気もしていま…
タイトル:ゆがめられた世界 レット・イット・ゴー 著者:ジェン・カロニータ ディズニーのアナと雪の女王のもしもの話。 私、ディズニーの中ではアナ雪が一番好きなので(ディズニーでの中で唯一真面目に映画版を見た上に、小説も、番外編系も含めいろいろ…
タイトル:隆家卿のさがな姫 著者:阿岐有任 藤原道長の甥であり、一条天皇の皇后だった藤原定子の弟だった藤原隆家とその隆家が目に入れてもいたくないというほどかわいがっていた体の弱い長女の物語です。 前半は、読みながらちょっと不思議でした。隆家は…
句:月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど 詠み人:大江千里 抽選系アプリで何を描くのかを選ぶ第2弾もまた「月」でした。 やっぱり直訳ってよくわからない部分が多いな、とは思いますが、中秋の名月ではないですが、月を見て物思…
タイトル:絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ 著者:知念 実希人 今回鷹央先生が巻き込まれたのは、日本を震撼させる『爆弾テロ』です。始まりは、熱帯夜に凍死した男性の遺体。その謎を解くうちに公安部も出てきて、とんでもない事件に巻き込まれてし…
86番:嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな 詠み人:西行法師 今回から描くイラストを完全ランダムにしました。スマホの『抽選アプリ』を使って「1~100」で出てきた番号の絵を描く、という自分でも次に何を描くのかわからないという、…
タイトル:羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ 著者:知念 実希人 集めていたシリーズの新刊がいつの間にか出ていました(-_-;) それも2冊も!! 永井路子さんの本か、こっちを読むか、悩んだのですが、やっぱり気になって(-_-;) 鷹央先生にも、恩師っていた…