徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

ご挨拶

初めましての方も、何度か来ていただいている方も、「徒然なるままに」へ足を運んでいただきありがとうございます。

ブログを開設して一ヶ月以上が過ぎたのに、今更、と思えなくもないですが、メインのコンテンツはブックレビュー、シェイプアート作品紹介、パソコン教室の簡単な紹介をいかに載せます。

 

★ブックレビュー★

メインコンテンツの一種であり、おそらく消えることがないモノです。

ブックレビューと大層なことを書いていますが、私が読んだ本の感想になります。

読む本は、ほぼ小説や漫画か、Kindle作家さんの本(こちらは勉強のため、が多いです)です。

記事の内容としましては、

● 表紙の写真:もし、本に興味が出た方はクリックしてみてください。Amazonのページへリンクしています。

● タイトル

● 著者名

● 評価:★で表記します。五段階評価になっています。

評価、と御大層なことを書いていますが、実際は私がその本をどれだけ好きなのか、というものになります。

ただ、そんな評価なんて……つけたことがないので、基準を決めておこうかな、と思ってます。……といっても小説の場合だけですが。指南書系のものの場合には、その時の感覚と気分、です。

★感想

【評価基準】

★:途中で読むのをやめてしまった場合(半分も読めなかった)

★★:途中で読むのをやめてしまった(一応半分以上は読んだけど、最後まではいっていない)

★★★:最後まで読んだけど、あまり好きではない小説や、あまり興味が持てなかった内容の解説書

★★★★:面白かった小説(ただし、外から場面を眺める読み方になったモノ)

★★★★★:面白かった小説(がっつりその世界に入ってしまい、現実に戻りづらかった小説)

 

★と★★はほぼ載せないと思います。

なんせ、面白くなかったもの……それも、最後まで読めなかった本のために長い文章を書く気力は私にはない!!(えばるな!! という感じですが(^_^;))

★★★★と★★★★★はどちらも面白い小説ですが、読後に天と地ほどの差があります。私は本当に面白いと思った、嵌った小説を読んでいるとき、自分が文字を読んでいるのではなく、その世界に取り込まれたかのような錯覚を感じることがあります。そこまで行くと、小説を読み終わった後に頭がキリキリするような、ジンジンするような不思議な気持ちのいい感覚がします。そうなると、しばらくぼーっとして現実世界に戻ってこれなくなってしまうんです(*'▽')

★★★★の場合は、面白くて一気に読む、のは同字ですが、ちゃんと物語との境界線があるので、現実に戻りづらい、ということはあまりありません。

 

★シェイプアート 作品紹介★

私がPPTかWordで描いたイラストを紹介します。ついでにちょっとした小話なんかも(*'▽')

 

★パソコン教室★

おもに、シェイプアート関係ではありますが、Word、ExcelPowerPointの機能の紹介や、時には、違いなんかも載せつつ、パソコンやシェイプアートに親しんでもらいたいな、というものです。

こちらはまだまだ数は少ないですし、更新頻度は多くはありません(さすがに描くのに時間がかかるので♬)が、気長にお待ちいただきたいです。

 

★宣伝★

これは、私事で大変恐縮ではありますが、kindle出版の宣伝をさせていただくことがございます。

時により、無料や99円キャンペーンをしたり、ほか、kindle Unlimitedの会員さんは無料だったりするので、興味があるな、という方はぜひ、お手に取ってみてください。

(今のところ3冊販売済みです)

【作品一覧】

  

後宮の検屍女官

タイトル:後宮の検屍女官

著者:小野はるか

 

漫画を読んで、続きが気になって原作の小説を読んでみました。面白かったです。

検視についてはもちろん現代の知識もないのですが、それでも今ならきっと機械で調べるんだろうな……とかキットがありそう、というようなものも、舞台になっている世界が昔の中国のような雰囲気なので、当然機械でパパパっというわけにはいかないようですが、でも、遺体の声を読み取って真実のかけらをつかむ話です。検視官(?)はぐうたら女官で、検視の時だけ覚醒する女性なのもギャップで思わず目を白黒させていました。

短編集なのかと思ったら、ちゃんと一つのつながりのある事件でした。

途中で殺人の動機、というか、すべての始まりの死王について、もしかして、と思うこともありましたが、同時にいや、でもどうやって??? と思ってしまい、ありえないよな、と思っていたのでその抜け道? にはちょっとびっくりしました。

 

女官であり検視官でもある女性と美貌の宦官のペアが楽しみです。

 

 

ページズ書店の仲間たち2 ティリー・ページズと消えた童話

タイトル:ページズ書店の仲間たち2 ティリー・ページズと消えた童話

著者:アナ・ジェームス

 

ページズ書店の仲間たちの第2弾。

前回の騒動があり、地下図書館の館長が変わったことで、自由に本の世界を旅できなくなるかもしれないことにティリーたちは振り回されていきます。

やっぱめっちゃ面白かったです。こういう話大好き💛

こういう物語ってたいてい、心配して問題から遠ざけようとする大人VS暴走して物語の中枢へ飛び込んでいく子供という構図が多いですが、今回もそんな感じでした。

でも、主人公のティリーは慎重に考えようとしているのですが、その相棒であるオスカーはどちらかというと楽観的に考えてティリーを引っ張っていって問題が大きくなってしまう、という印象です。ただ、基本そうなのですがこの話の中で立場が逆転することがありました。ティリーが暴走して、オスカーが止めようとして結局付き合う、みたいな? その結果が今までで一番大きな問題に直面してしまいました(-_-;)

今回は結構いいところで終わっていました。前作で逃げおおせたチョークは退治できましたが(退治したのはティリーではないですが)、今回出てきた敵には負けてしまいました(-_-;) ここから、ティリーがどう反撃していくか、とても楽しみです。

全6部作のようで、3巻は2024年に発売予定のようです。その発売が今から楽しみです(^^♪

ページズ書店の仲間たち1 ティリー・ページズと魔法の図書館

タイトル:ページズ書店の仲間たち1 ティリー・ページズと魔法の図書館

著者:アナ・ジェームス

 

小説や物語などの本が持つ不思議な力を扱うことができる人がいる。不思議な力……本の世界に入り、本の登場人物と出会うことができる力。

ティリーは祖父母が経営している書店で不思議な人たちと出会います。そして、それが物語の登場ン人物だと知りました。

物語の世界に入り、自分の出生の秘密や、姿を消した母親の謎を知ったティリーは母親との再開を果たしました。

 

まず思ったのが小説なのに、データが重いってなんで??? というものでしたが、実施に読んでみてしっくりきました。リフローではなく固定レイアウトでした。でも、これは……固定レイアウトじゃないと作れないな、いう気がします。物語の中にも遊びがあったり、挿絵もきちんと意図した形で入っている、そうすることでより物語の世界が楽しめる、そんな小説でした。

こういう話は適役は大体想定外だったり、怪しい人が実は味方、という話もよく聞きますが、これは普通に怪しい人は怪しかったです。怪しいけど、きっと違うんだろうな……と思っていたのだけど(-_-;)

物語の世界に入る、登場人物と会って会話をして、そして、その世界に触れる。ティリーが持つその力が欲しいと思わず思ってしまいました。私だったらどの世界に入るだろう。その時々ではありますが、ツイステのノベライズの世界とか、超入ってみたい。あとは、リトルマーメイドとか、あと京極夏彦のシリーズも興味ありますよね。

めちゃくちゃ面白くて、ちょっとだけ、のつもりが気が付いたら家についていました。それでこの話を紹介してくれた母に電話して語るつもりだったのに、「まだ読み終わってないから、話したら許さない!!」といわれてしまいました(-_-;)

次は絶対に2巻を読みます。

スイッチ 悪意の実験

タイトル:スイッチ 悪意の実験

著者:潮谷験 

 

この本を手に取ったのは完全に偶然でした(ちょっと、呼ばれた気もしましたが(-_-;))が、こういう話、好きです。

同じ大学に通う学生やそこで働いている人、彼らがとんでもない破格の報酬をもらえるというアルバイトをすることになりました。そのアルバイトとは心理学の実験に協力すること。スイッチのアプリをスマホに入れて、そのスイッチを押すと、ある善良な(?)パン屋さんが破滅するというもの。一瞬ファンタジーか?と思いましたけど、そんなはずもなく、今にもつぶれそうな自転車操業(というより援助金なくして立ち行かない)のパン屋さんへの援助を引き上げるというもの。

前半は、そのスイッチを押すか、押さないかそんな葛藤でしたが、スイッチが押されると、それはとんでもない事件の幕開けでした。

犯人も初めからわかっているようでしたが、その犯人が隠す真実があって、その事実はちょっと意外でした。スイッチを押した人が見つかったら終わりだと思いましたが、そのあとにもひと悶着ありました。

そして、この話はミステリーであると同時に、人の成長物語なんだな、と思います。主人公が心の殻を破る、その瞬間を見ることができ、そして彼らの心の動きや成長から目が離せませんでした。

ただ……主人公の友人の女の子、彼女は凄いなと思いました。見て見ぬふりをするような、そして、気になっても声をかけられないであろう自分の心をしってちょっと恥ずかしいな、と思ってしまいました(-_-;)

この方のほかの話も読んでみたいです。

 

ゆがめられた世界 パート・オブ・ユア・ワールド 下 ディズニー ツイステッドテール

   

タイトル:ゆがめられた世界 パート・オブ・ユア・ワールド 下 ディズニー ツイステッドテール

著者:リズ・ブラスウェル (著)、 池本尚美(翻訳) 

 

もしも、ディズニーのリトルマーメイドで、アリエルがアースラに敗れ、王子であるエリックと結婚することができなかったら? というもしもの世界の物語です。

アリエルとエリックの結婚式が、最終的にアースラ(ヴァネッサ)とエリックの結婚式となり、その2人が結ばれてから約五年後、トリトンの跡を継いで海の国、アトランティカの女王となっていたアリエルは、父であるトリトンが生きているかもしれない、という情報を仕入れ、その真意を探るために人間の世界へと行きました。

そこで、リトルマーメイドで描かれていた知り合いたちと再会をし、彼らの協力も得てアースラから父を救い出すことを目指しました。

 

アリエルもエリックも何度も、何度もあと少しのところでアースラに打ち負かされ、でもそこであきらめずに、次の一手を考えていく姿に目を奪われました。陸では思うように魔法を使えないアースラが、多くの人の命と、神の血を引いているトリトン王の血を使って壮大な魔法を使おうとしていますが、それをアリエルたちがどうやって防ぐのか、後半は本気で目が離せず、どんどんと読み進めてしまいました。

リトルマーメイドの世界観がもっと深く描かれているような気もして、とてもよかったです。

ディズニープリンセス 小説 リトル・マーメイド

タイトル:ディズニープリンセス 小説 リトル・マーメイド

著者:ディズニー

 

ディズニー映画のノベライズ、リトルマーメイド。

映画で見たことがありますが、やっぱ文字になっていると映画ではわからない裏話があり、そして、想像が入り込む余地もあるので、小説ってやっぱり面白いな、と思います。

映画で見たシーンがほとんどで、かなり忠実に再現されているので、私みたいな本狂い(笑)や原作を知らない、という人のほうが楽しめるかな、とは思いました。

でも、いろいろな話を読んでいて思わずばぐった。なんていうか、ヴィランズのシリーズでのアースラって、トリトン王の姉で出てきた気がしたので、読みながらあれ??? と思って、あ、公式設定と違ったのか、と納得しつつ読み進めていました。

私、YouTubeであれ何であれ、映像って右から左で見る場合が多いので、ディズニー+もそうでした(それでも物語系は意識がそっちに行っちゃうことがあって、それが嫌でディズニー+を辞めたんです)なので、最後のシーンなんか何があったのかほぼほぼ覚えていなかったので、読んでいて、あ、こうだったんだ……と納得しました(-_-;)

次は何読もうか、と考えている今日この頃です。

ディズニー系統か、ミステリーか、ファンタジーか、欲しいものリストにどんどんと本がたまっていっているので、毎回次に読む本には悩みます。

ショートストーリーでわかる  営業課長の心得帖 2: 幸せなビジネスパーソンになるための「心の設計図」 「心得帖」

タイトル:ショートストーリーでわかる  営業課長の心得帖 2: 幸せなビジネスパーソンになるための「心の設計図」 「心得帖」

著者:黒珈 

 

ショートストーリーから学ぶ、営業課長の心得帖シリーズ第2弾。

めちゃくちゃ面白かったです(^^♪

ところどころに仕事をうまく回すための心得がちりばめられてはいますが、それと同時にちょっとした日常小話とともに進む小説が面白かったです。

微妙な恋愛要素もあり、落ち込んだ後輩に授ける知識なんかもいろいろとあって面白かったです。

『不健康診断』という言葉には電車の中にも関わらず思わず笑いそうに……!(^^)!

健康診断だと引っかかったらショックだけど、不健康診断ならそこまでじゃない……ンなわけあるか! と全力で物語の中の登場人物に突っ込んでしまいました(^^♪

営業に重きを置いている部分が強いですが(タイトルが営業課長の心得帖なので)、営業とはかすりもしない自分の仕事のことも思い出して、こういうことできるかな、と思いながら読んでいました。