徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂(似鳥 航一)

タイトル:お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂

著者:似鳥 航一

 

先日(というより昨日)感想をアップした、『いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂』シリーズの前のシリーズです。

確かに、いらっしゃいませから読んでも問題ない話ではありましたが、いらっしゃいませの時の人間関係とは少し違う部分があって、「ああ……初めにこっち読みたかった」と少しだけ後悔しました(-_-;)(といっても少しだけ、ですけど。話だけなら、大きなつながりがあるわけではない短編連作集。前作を知らなくても問題はないです)

今回は和菓子職人の栗田さんといらっしゃいませの方では彼女になっていた葵さんの出会いのシーンもありました。アドバイスをもらえと言われていて、「素人にアドバイスされることなんてない!」と思っていた栗田さんでしたが、実際にアドバイスを受けてみたらびっくり、え? マジで……と。まあ、でも自分の腕と過去の努力に相応の自信があれば、どこのだれかわからない(玄人にも見えない)人のアドバイスなんて受けないわな、と。それでも一応話を聞いてくれようとした栗田さんて凄い、と思いました。普通なら、初めから『ふざけるな!』と怒鳴りつけてもおかしくない気がします。

今回乗っていたのは3話。豆大福、どらやき、干菓子。甘いものが苦手な私でも一応名前だけは知っていますし、漫画やイラストでは見たことがあります(自分では食べられないですけど、見るのは好きなんですよね。といっても和菓子屋みたいなところはおそらく甘い匂いがするので苦手ですけど……)

私は昔から甘いものが苦手でしたが、一時期は食べられるものもあったんです。ただ、いつの間にかダメになっていったので、許容量が少ないのかな? と思っています。で、落雁は一時期食べれていました(そして私が食べられる数少ない甘味だったので、よく買ってきてくれていて、それもあってなんかダメになった……なぜだ???)

そんなことを思い出しつつ(落雁っていえば善光寺の絵が思い浮かぶような印象なのですが)読んでいました。イメージだけで和菓子が嫌いだという人の和菓子嫌いを払拭したり(この二人、仲悪かったんだ……びっくり)、なんか鈍い栗田さんにハラハラしたり(特にそのあとの関係を先に覗き見てしまったので余計に(-_-;))、謎というより和菓子にまつわる物語なのでハラハラドキドキよりも、ふんわかとしたイメージで読ませていただきました。

 

結局大逆転裁判を始めてしまったので、おそらくスローペースにはなりますが、この和菓子の世界を楽しみたいです!!!


少しでもこの本に興味を持っていただけましたら ↓↓ からアマゾンのページへリンクしていますので、ちょっと覗いてみてください。

 

私がお世話になっている、kindleの読み放題!! シリーズの1巻だけ読み放題の対象みたいなのも多いですが、1冊だけ読んで面白かったら残りを購入! とか、初読みの作家さんを読んでみて面白かったらほかの本も購入、なんてやっています。

たぶん……kindle unlimitedがなければきっと破産している……(笑) 笑い事じゃないですけど(-_-;)

興味のある方は↓↓から無料体験ができます!