いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂7 日出処の和菓子
タイトルいらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂7 日出処の和菓子
著者:似鳥 航一
下町にある和菓子屋、栗丸堂さんのシリーズの最終巻。
とうとう全国の和菓子職人のNo.1を決める和菓子大会の決勝戦当日。
和菓子職人たちのオリジナル和菓子がでてきたり、それに関する物語が公開されていました。
前作の感想での疑問上宮さんの秘密と、大会主催者の秘密。思ったよりもびっくり事実でした。なんというか、特に主催者。もっとこう……お金が~~とか、そういう感じの裏があるのかと思ったら、思いのほか個人的なことだったのでびっくり。でも、よほどその恋人が好きだったんですね。そのたった一つの望みをかなえるためだけに多くの人間を巻き込んだ、こんな大会を主催する程度には。マジか……
後、上宮さんの真実、ああ、こんなことが……そうだな、そうなれば嫌な記憶を捨てたい、と思うのはしょうがないけど、本当にそんなことできるの??? と思って調べてみました。記憶術に場所法というのがあるのは事実のようです。実際にどういうものなのかはわかりませんが。
その上宮が一つずつ、記憶を取り戻していく過程から目が離せませんでした。そして、すべてを取り戻したことで作ることができるようになった、ずっと謎だった『聖徳の和菓子』。びっくりな内容でしたが、それすらも二人の力で凌駕した二人ににっこり。最後の明暗を分けたのが、才能ではなく和菓子職人としての練度の違い、というのがよかったです。そして、もう一度和菓子職人の道に戻った上宮さん。今度は、純粋な和菓子職人としての上宮さんの物語も見てみたいですね。
そして、最後、意地っ張りの義父を認めさせた栗田さん。きっとあの二人はあんな風に下町の和菓子屋で愛される和菓子を作って生きていくのだろうな、と思えるほっこりとした最後でした。
後、最後にあとがきで著者様が、第1巻と第7巻で同じ構図・人物で、関係性の変化がわかるようにした、と書いていたので、ちょっと比べてみました。

うっわーい。1巻では、初々しさとよそよそしさの抜けないカップルが……7巻では熟年夫婦のよう(いや、格好的には新婚夫婦なのだけど……物語を知っているとそんな気分に……(-_-;))
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たぶん……kindle unlimitedがなければきっと破産している……(笑) 笑い事じゃないですけど(-_-;)
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