徒然なるままに

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掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 参

タイトル:掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 参

著者:小田菜摘

 

3巻も面白かったです。

今回は前回まで、ほぼ空気だった(名前くらいは出ていたけど、目立たない女御として、なんですよね)女御に焦点が当たっていた話もありました。他にもいろいろと(姿の見えない赤子とか、帝の従弟の話とかいろいろ……)ありましたが、この女御の話が一番好きです。

前巻までは私と同タイプ?(着飾ることに興味がない。服なんて着れればいいじゃん……ただただ言われるがまま)かと思いきや、当時の位の高い女性に好まれていた派手好みが苦手で(そもそも似合っていなかったんですよね。だから余計にかすんで見えたというか)、落ち着いた色合いが好きだったんですよね。まあ、それはこの方の話が始まって比較的ひゃやめに気が付きはしたんですが(正確には、コウ子が着ているタイプの服が着たいんじゃない? 最も女御という地位では歓迎されない服装ですけど)、どうやって解決するのかと思いきや、さすがコウ子。まさかの帝を利用するとは思わなかったです💦

帝って他人に興味がないくせに、妙にやさしい時があるんですよね。なんとなくこの麗景殿の女御と帝って合いそう。というか、お互いに興味がない(女御は恋愛事態興味がないですし、帝は亡くなった元妻以外興味がない)ので、下手な諍いもなく過ごせるんじゃないかな、とは思います。

この話を読んで麗景殿の女御、好きになりました(^^♪ 後半、ちらっと出てきた感じでは、いろいろと吹っ切れたっぽい感じですね。

2人の女御と元中宮。どれも初めは苦手だったのですが、中宮は回復してからなんかいい感じ(帝から離れて愛する人と一緒になれたので、吹っ切れた感じが凄い)ですし、麗景殿の女御も好きになりました。弘徽殿の女御はもともと一番苦手なタイプですが、もしかしてこの方に焦点が合えば、面白いと思えるのかな、と少し期待しています。表に見えている顔だけを見ていると苦手でも、裏側を知ると行為が持てるっていうの結構ありますよね。

このシリーズ、そんなのばっかです。帝・中宮・麗景殿の女御・如子……みんないろいろあるけど内面は魅力的です。

このシリーズが余計に好きになりました(^^♪

続きも楽しんで読めそうで嬉しいです。