徒然なるままに

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掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 四

タイトル:掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 四

著者:小田菜摘

 

4冊目。今回のメインテーマは、『三種の神器八咫鏡天叢雲剣草薙剣)・八尺瓊勾玉)』と東宮に継承されるという『壺切御剣』にまつわる話でした。思わず調べてしまいましたが……史実と創作が一体になったような感じでした。そして、神器って本当に姿かたちは内密なんですね(^^♪

この小説は平安風異世界? と考えるべきかなと少し思っています。史実通りの内容も多々ありますが、史実をもとにした創作も多いですし、天皇とかはおそらく創作天皇なので、混乱してしまうこともありますが、そういう世界観なんだと思うようにしています。だって、そうしないと、三種の神器に関しては特に『不敬では???』という気もしてしまうので💦 特に勾玉。

それはそれとして、今生陛下に関して、帝位につく可能性が限りなく低いと言われていたこともあって、相当冷遇されていたようだけど(そもそももともと東宮になるはずじゃなかった)、母親が壺切御剣を献上した一族の出ではないから、正当性がないとして、壺切御剣が渡されなかったり……(後三条天皇を思い出しました)今回東宮を決めるにあたって、壺切御剣にまつわる部分は創作でしたが……(調べたらやっぱそんな事実はない。そもそも、その辺は後三条天皇でしたが、帝位についてからは後三条天皇要素はなかったので、今まで重ねたことすらなかったです)

後、数代前の天皇(16歳で即位して、19歳で退位していた)の退位の原因を知ってまず思ったのが「陽成院百人一首にも句が載っている方で、幼いころに帝位につき、若くして退位。その理由が政敵に疎まれたからですが、その一つとして陽成院の乳兄弟の撲殺事件の犯人だと疑われたことにあります)???」でした。もちろん詳細は違いますし、陽成院の場合は、冤罪の可能性も高かったのですが……。ただ、殺傷事件を起こして退位……という事実だけで『陽成院か!!』と声を上げてしまった私は悪くない!!

最近、百人一首を調べている関係で、微妙に詳しくなってきたので、平安風小説を読んでいるとたまに既視感に襲われることがあります(-_-;)

次でいったん(まだ続きますが、今出ている巻は)終わりかな、と思ったところ、最新刊がそもそも19日に出るようですので、そこまで一気に読めそうです(^^♪ たぶん……その前に一冊位挟むかもしれませんが。