タイトル:でぃすぺる
著者:今村 昌弘
Twitterで「面白かったーー」的な内容のツイートを見て、ちょうど次の本を選んでいるところだったので購入してみました。久しぶりのミステリー(^○^)
内容的にはファンタジー+ミステリーの要素が強かったです。
大好きな従姉妹が殺された事件の真相を知りたい、と願う優等生のサツキ、オカルトが大好きでオカルトの内容を壁新聞に掲載したいと思ったユースケ、ミステリー小説が好きになった転入生のミナの三人は掲示係になったことで関わりを持ちました。
従姉妹のマリ姉が残した手がかりは、六つしかない七不思議の物語。そこでサツキは七不思議を調べつつ、マリ姉の死の真相を知ろう、と考えました。
七不思議を調べるうちに知った現実の事件や色々な関連性、隠されたメッセージ。小学生、という行動が制限される中でなんとか手がかりを得ようと奮闘していきます。
事件解決だけではなく、小学生の人間関係の悩みやその他、いろいろな出来事を通して成長が見れるのも良かったです。
そして、意外な真実。
「え? まじかーー」
どうなるのか先が読めなくて、ついつい読み進めてしまいました。
やばい、やっぱ小説を読むの楽しみすぎる。
私はそこまでホラーが得意ではないですが、嫌いなわけでもないので「怖い」という感覚はなかったですけど……ホラー大っ嫌い、という人は自衛してください(⌒▽⌒)
怖くはないですが、七不思議なんかも出てくるので(^_^*)