徒然なるままに

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大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟

タイトル:大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟

 

ここ、2か月くらい? ずっとプレイし続けていた(再プレイですけど)逆転裁判シリーズ、これで本当に完結しました(^^♪

私が、プレイしたのはiOS版ですが、上の画像とリンクはswitch版を使っています。

 

大逆転裁判、一瞬1をプレイした後で感想をアップしようかな、とも思ったのですが、前回やったときに、これは1~2で一つの壮大な物語なことはかろうじて覚えていたので(でもかな穴抜け状態の知識でしたので、新鮮な思い出楽しめました♪♪)、絶対に全部プレイし終わってからアップする、と決めていました。で、大逆転裁判をやっている間はほぼ本は読めなかったです。だって、大逆転裁判で頭がいっぱいだったんだもの(-_-;)

大逆転裁判は、逆転裁判のメインキャラクターのルーツもちょっと出ていました。主人公の成歩堂は言うまでもなく、逆転裁判成歩堂のご先祖様でしょうし(多分スサトさんもだよね。そうであってほしい)、御剣ははっきりしないけど、今回のライバルというか、親友の亜双義からの派生であってほしい(これは単なる願望ですが)、そして、狩魔は、亜双義家に代々伝わる剣の名前、そして、亜双義の父の弟子の中に、その剣の名前を名字として継いだ人がいるらしい。それが狩魔のルーツだよね??

事件も面白いのですが、何よりも、迷探偵っぽいシャーロック・ホームズ(ただし、迷探偵の時と、名探偵の時がありましたけど)とそれにまつわるお話。

この物語の中では、ホームズの相棒の記録をもとに、のちにその相棒が自分のパパだと思っている女の子が書いた超人気なミステリー小説がシャーロック・ホームズ。というわけで、たぶんコナン・ドイルが書いたホームズの世界と、逆転裁判の世界が合体したような世界観なのだろうな、と思います。

タイトルだけは知っているホームズの物語もちょこっと出てきていて面白い。これを見て、ちょっとホームズも読んでみたくなりました(確か中学か高校の時に読もうとして挫折したんですよね。それ以来手に取っていないので、話としては全く知りません)

一番は、『バスカビル家の犬』がメインになるのかな? 実際のホームズの話と比べてみたい気もするんですけど。

この物語は、明治初期の英国が中心の物語(ただ、一部ほかの時代のイベントなんかも混ざっているらしい。海外の歴史は詳しくないので、よくわからないのですが)で、裁判は裁判官と検事・弁護士などの法律家のほかに、6名の市民の皆さんの意見で決まるらしい。……要は、一般市民6人が、なんか怪しい気がする、と思ったら有罪って……何度、『冤罪製造機か!』と思ったことか。実際の陪審員制度もこんなとんでも制度ではないことを祈っています(調べてはいない(-_-;))

あと、今回のメインのライバルキャラであるバンジークス卿は前半、というか中間過ぎ位までかな? 2巻の途中くらいまでだから…… そのころまでは日本人をめちゃくちゃ憎んでいたので、なんか裁判での弁護士への絡み方がうざかったので結構イライラしていたのですが、途中、成歩堂を認めてからは、そんな感じじゃなくなってきて、びっくりです。裁判中のやり方は変わらないのに、なぜかしつこくからまれてもイラつかなくなったというか……あと、あの顔で、友達思いなのが面白い。友達のために一生懸命なバンジークス卿(ロンドン万博の事件の時です(^^♪ 実際には時代が違うらしいのですが……)から、ちょっとほっこりとしました。そんな人に憧れます~~~。格好いい!!

逆転、亜双義は、最終章だけ検事として立っていましたが、その最終章、復讐に取りつかれているのがわかって、かなりハラハラしました。ただ、前半で友達思いで、大胆な亜双義を見ていたのでいらいらはしませんでしたが、どうか、そのまま裁判が終わりませんように、と願っていました。

あと、英国王室の女王陛下と一緒にお茶できるアイリスやバッキンガム宮殿の庭にお邪魔できるホームズって何者なのだろう???

最後の法廷で、一番大きな効力を発揮した、ホームズが発明した機械、遠い場所通しをつないだ電話???(ぬいぐるみの中に入った機械? 着信があると、近くにあるものをつねって引っ張るぬいぐるみ……)、そして、その通信者の立体映像をその場所に映し出す(しかも自由に動き回る)機械って、今の時代でもまだないのでは……?

最後に、この物語の中で、歴史上の偉人(夏目漱石)や、有名な小説の登場人物やら物語なんかも出てきて、思わず調べてみたくなりました(夏目漱石って、この物語の中では2回起訴されているのだけど、本当??? とか、さすがに創作だったみたいですけど)

逆転裁判は最後、エンディング後に、登場人物のその後をちょっと見せてくれるのですが、それに、ある潜入捜査官の不法侵入の裁判があって、その弁護席に、この物語のヒロインの友人(若干百合風味)と夏目漱石がいたのだけど……なぜこの二人に弁護を頼んだのだろう??? この調査員は有罪になりたいのだろうか???

 

やっぱり、面白いです。時代やその他をがらりと変えたり、大逆転裁判のその後(日本で活躍する成歩堂や英国で司法について学んでいる亜双義の物語や、逆転裁判で、実は日本の弁護の礎を作った人は成歩堂龍ノ介っていうんだけど……みたいなのとか、めちゃくちゃ見たい!! あと、ココネちゃんが一人前の弁護士になった後の話とか……)

ずっと新刊が出ていないですが、新刊が出るのを楽しみに待ちたい所存でございます。