タイトル：吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ
著者：知念 実希人
評価：★★★★★
傍若無人？な天久先生のシリーズの最新刊。
相変わらず女性陣2人に振り回されている小鳥遊先生でした。
今回の事件は体中から血液が抜かれた外国人の遺体が発見されたところから始まりました。そして、事件現場で目撃された吸血鬼のような男の姿……。
事件が解決したかに見えて、まだ謎が残っている、というのがこのシリーズではよくありますが、今回も同じで、事件解決後、本当の真相を知るシーンはぎょっとしました。しかもその想定外の内容に唖然です。
その理由で……しかも、最後の仕掛けはすべてをかけたもので、真相はわかっても結局天久先生の負け、なんだろうな……と思ってしまいました。違うな、あれはたぶん犯人と痛み分け、引き分けなのかもしれません。
それにしても、そんな病気が……？？？ 思わず調べてしまいました。確かにあるみたいです(-_-;)
ああ、ミステリーの感想って難しい。真相を書いてしまうわけにはいかないので💦
私が読むのはほぼ八割がミステリーなので、どこまで書くのか、毎回悩みます。たまに、ストーリーを全部話してて、「読んだ気がするからもういいや」って言われちゃうので💦
