タイトル:税金で買った本
著者:ずいの
タイトルから気になっていたのをようやく読んでみました(^^♪
国や市町村が経営している図書館での話ですが、非正規職員が多いのは知っていましたが、学生バイトってあったのか??? とちょっとびっくり(実際にあるのかな? それとも創作? どのみち私が学生時代に住んでいた場所の図書館は学生がアルバイトできる時間帯には存在していませんでしたが……(-_-;))
本が好き、だけどそれをはっきりと表明できなかった主人公が、ものすごく久しぶりに図書館に来たのはいいけど、本を返していないことが理由でほしい本が借りられなくて、しょうがないから弁償用に購入しに行って……
という流れで始まる話です。
実は読書家の不良の話ってめちゃくちゃ笑えるし面白い。その一件がきっかけで図書館でアルバイトを始めた主人公がいろいろな本や、利用者、図書館の関係者と関わって成長し、時に友人とぶつかっていく様子が面白いです。
私は一時期図書館や書店で働く夢を見たことがあります(といっても、資格を取って本格的に考えていたわけではないのだけど……)が、読んでいて「あ、無理」と思いました。接客業が苦手なのもありますが、体力がないし、本屋さんや図書館で働いたら好きなだけ本を読める……わけないよね? というやつです。でも、図書館の仕事にも興味はあったのでとても面白く読ませていただきました(^^♪
にしても図書館員って激務だ……
続きも追いかける予定なので、楽しんで読んでいきたいです。