徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

初心者でもすぐ書けるようになるミステリー小説の書き方(著  我那覇アキラ)

タイトル:初心者でもすぐ書けるようになるミステリー小説の書き方

著者:我那覇アキラ

評価:★★★★★

 

私が書いている小説はミステリーもどきです。ミステリー要素もありますが、どちらかというとヒューマンドラマに近い感じです。だから、ミステリーの書き方にものすごく興味がでて、読んでみました。

かなり細かく手順や、ときに著者の描いた小説や、設定なんかを例に順序だてて進めてくれているのでとても分かりやすかったです。同時に、ミステリーはこんな風に作るのか、とちょっと脱帽。私の作り方じゃ、ミステリーにならないんだな、とちょっと落ち込みもしましたが、同時に、今度出版予定の本、もう一度推敲してみようと思いました。

それにしても、ミステリーってここまで事前に詳しく決めてるんですね。私はプロットと設定はある程度考えてから始めていますが、ここまでの細かい流れは考えていないですし、設定と大間巻流れの後は行き当たりばったり……だからダメなのかな???とも思ってしまいました。自分が書いた話って面白いのか否か、わからないんですよね。読んでくれた人は面白いと言ってくれますけど……(^^)/

ただ、叙述トリックの説明のところでは、思わず、「これ、爽快なんだよね~~」と納得してしまいました。書いた小説の中で、読者をだますことだけを目的にしていた設定があって、それを読んだ相手が「だまされた~~~~」と言ってくれた時の爽快感はそうそう忘れられません(*'▽')

それと、これ、読むまで全く気付かなかったんですけど、この著者、私がkindle出版をするきっかけになった人でした。正確には、思い付きのきっかけで、この方の本を読んだのはこれが初めてでしたが(*'▽')

小説を出したのはいいが、まったく読まれていない。次のも出そうと考えていたのですが、そもそもどうすれば売れるのだろうと、ネット検索をしたときにこの著者のブログに当たったんです。そして、そこに「小説を売るために、別の本を出している」みたいな記述があって、しかもHow to本は売れると書いてあって「じゃあ、シェイプアートの本を書こう!!」と思い至ったんです。それがなければ今の私はなかったな、と思います。最も……当時楽観していたほど売れていないのですけど。ただ、小説よりは売れていますし、なによりも、めちゃくちゃ楽しい!出した後は売れ行きをめちゃくちゃ気にしていますが、作っている時は売れ行きは度外視でただただ楽しい!

そんな時に言われたのが、「だって、本出すの中学生の頃からの夢だったじゃん」でした。sぷだよな、小説しかか考えてなかったけど、それが私の夢だった。たとえあまり読まれていなかったとしても、二百冊弱しか出ていなかったとしても……読んでくれる人がいる、それはやっぱりとても嬉しい( ^ω^ )

やっぱ、kindle系の本が売れるみたいだし……kindle系の作成系の本でも書いてみようか……? とちょっと考えています。一冊でもヒット作が出れば……好きに描いた本も読まれるんじゃないか? と期待しています。