タイトル:探偵は御簾の中 同じ心にあらずとも
著者:汀こるもの
探偵は御簾の中シリーズの最終巻のようです。
今回は京都ではなく、外の世界が舞台。すっっごく予想外の人が出てきました。歴史とか年代とか疎いので、まさかそこまで離れていなかったなんて……
夫婦喧嘩とか、家出とか……盗賊とか、お坊さんの名前を聞いた瞬間会うべて吹き飛びました。え? 花山……天皇って、確かに若くして上皇となって(追い出されたって言っていいのか?)はいましたが、ここで出てくるなんて思いませんでした。
平安時代は江戸時代のように長いわけではないので、言われてみればそこまで離れているわけではないのですが、なんというか……私の中で江戸初期と幕末くらい年代が離れているという印象が………ただ単に歴史に疎いだけなのですけど。
この二人はきっとずっとこんな感じで仲良くやっていくのだろうな……そう思う一冊でした。