タイトル:神宮寺珈琲店 其の壱
著者:TERU
評価:★★★★
若い女性警察官と安倍晴明の血を引く陰陽師の家系(でも、才能はなかった??? 訓練で能力を身に着けたのかな?)の喫茶店の主の二人組が事件を解決していく話です。はじめは仲が悪かった二人がだんだん言いたいことを言い合いながらいいパートナーになっていくのが面白かったです。
ただ不思議なのが、能力を持っていなさそうなヒロインが霊魂のようなものが見えていることです。もともと見える才能はあったが発揮する機会がなかっただけなのか、それとも能力者といることでその力が磨かれて発揮され始めたのか……? そのあたりも続きを読めばわかりそうなので、続けて読みたいです。
あの二人の続きが楽しみだな、と思います。
これは、本の感想とは少し離れてしまうのですが……読みながらこういう話を書きたいなぁと思ってしまい、ついでにちょっと詰まっていた今書いている話のアイディアが出てきて、あ、いけるかも……と思いました。これ以上書けなかったら、全部書き直そうか、まったく違う話を書こうかと思っていたくらいなので、うれしかったです(^^♪