タイトル:ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 19
著者:廣嶋玲子
評価:★★★★
銭天堂シリーズの19巻。
不思議な効果を持つお菓子にまつわるお話。
紅子さんは、相変わらずクールな優しさ? の女性だな、と思います。今回も、お菓子で幸せになった人もいれば、不幸になった人もいて、そのほとんどが、紅子さんの話をちゃんと聞いていなかったり、注意書きをちゃんと読まない人でした(私も気を付けなければ(;'∀'))が、中には、偶然良い効果を発揮する場合もありました。
ただ、紅子さんは義理堅い面もあるので、自分の家族(招き猫)を助けてくれた青年にお礼に挙げたお菓子であまりいい効果を発揮しなかった場合はちゃーんとアフターケアしていました(まあ、あれはそもそも話を効かなかったのではなく、紅子さんが話している途中でなんか消えちゃうという、イレギュラーすぎる事態でしたが)。
最後に、六条教授のたくらみの一部が出てきました。え? あれ……なに? たぶん銭天堂のお菓子の効果を模しているようだけど……六条教授と紅子さんの戦いの結末も楽しみです(^^♪