徒然なるままに

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ディズニー みんなが知らない奇妙な三姉妹の話 本当の結末

タイトル:ディズニー みんなが知らない奇妙な三姉妹の話 本当の結末

評価:★★★★

 

ディズニーヴィランズシリーズ、白雪姫・美女と野獣・リトルマーメイド・眠れる森の美女・ラプンツェルのすべてに出てきたこのシリーズのオリジナルキャラクターであり、黒幕でもある奇妙な3姉妹の話です。

Amazonのシリーズ設定、よくわからない。普通に考えてこの6冊でシリーズ設定すべきでは??? リトルマーメイドと奇妙な三姉妹はシリーズ外になってるし、え? マジでなぜ???

 

奇妙な3姉妹ってこのシリーズを読んでいてずっと不思議だったんですよね。一体全体彼女たちは何なんだろう、って。めちゃくちゃ強い力を持っていて、人の心?を持たない魔女たち。マレフィセントのほうもそうですけど、彼らは魔法を使って自分たちの分身である娘を作り出しました。その娘を作る時、最も大切なものを込めています。だからなのか、悪の女王であるマレフィセントの娘、オーロラ姫も、3姉妹の娘であるキアラもどちらも思いやりと優しさを持った素晴らしい娘です。それだけで彼ら4人が失ったものがわかりますよね。

その思いやりや優しさを取り戻したであろう3姉妹の雰囲気がずいぶんと違っていました。ただ、疑問は残るので、奇妙な3姉妹もキアラも、しっかりと休んだらもう一度登場した欲しいですよね。ファンタジー要素が薄い、101匹ワンちゃんの物語に出てくることは難しいかもしれませんが、アナ雪やシンデレラならワンちゃんある?

多分、ヴィランズシリーズの変換点がこの物語なんだろうな、とちょっと思います。奇妙な三姉妹、めちゃくちゃ苦手でしたが、正気?を取り戻した彼らと妖精や魔女たちの物語がちょっと気になります(*'▽')