徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

信長と濃姫

今日の午後、PCを付けたらめちゃくが動きが重い!! あまりに重いので作業するのをあきらめて再起動かけたら、約1時間以上の時間をかけて更新プログラムが更新されました(そのせいで重かったのか……と納得したほどです)

で、ようやく起動したと思ったら今度は、インターネットがつながらない。ホームルーターではありますが、一応有線LANで繋いでいるのに……なぜ?????

しかも、同じモデムに無線でつないでいるIpdは普通につながるのでモデムのせいじゃないよね??? と思っていて、パソコン再起動したり、いろいろ調べたり……それでもだめで、一応つながってはいるけど念のため、とパソコンをシャットダウンして、モデムを再起動してみました。そしたら、つ、つながった……それさえなければ一時間以上前に更新ができたのに……となんか何もしていないのに疲れてしまいました(;^_^A

 

ちょっと話はそれましたが、

本日2度目の更新は、朝の宣言通り、織田信長が主人公の話を紹介します。

といっても、ほぼ朝の更新で描いてしまっていたので、あまりかけることもないかもですが……(^^)/

信長と濃姫 全11巻、話の流れ的におそらくこれで最終回だと思います。

この方の小説はいくつか読んでいますが、きっかけは、新選組の副長である土方が主人公の推理もの?の小説でした。それで面白いな、といろいろと読み進めていました。

戦国時代ものだと、明智光秀が主人公の話(織田信長本能寺の変で殺された後の話です。その話での謀反人は豊臣秀吉)や徳川家康の孫、家光が主人公の話……などです。

この小説でもそうなのですが、この方が書く明智光秀は信長と濃姫リスペクトがすごいので、この小説も謀反人は豊臣秀吉だろうな、というのは割と初期から予想していました。ただ、この話の終わりが、明智光秀の話につながると思っていたので、いい意味で裏切られました。

この話では、明智光秀に心酔している忍びたちや濃姫の働きで織田信長本能寺の変を生き抜きました。そして、謀反人豊臣秀吉を捕まえたのですが、この信長、めちゃくちゃ甘い。裏切りものも一度までなら許すという度量。当然裏切り一回目の秀吉は許されました……(^-^;

日本をまとめ上げ、日本国王を名乗るようになった信長。目次に朝鮮への進出をしそうな内容の目次があるのを見て、私は思わず目が点になってしまいました。え? この信長も、全国統一したら外国を攻めるの??? そんなのヤダ! と本気でどこのわがままっこだ?というようなことを思いましたが、やはり、というかいい意味で裏切られました。

世界進出は世界進出でも武力での進出ではなく、経済での進出、しかも貿易のために訪れた朝鮮の問題を解決、その解決のために必要な人材として秀吉を送り込みました。日本で居場所をなくしていた秀吉に居場所を与え、彼の下剋上精神?を認めたうえで、頭をきっちりと抑え込んでいる、秀吉にとってもこういう状況が続けばよかったのに、と思うような結末だったと思います。

信長は、家督を譲った後で、濃姫と世界をふらふらと旅をし、たまに戻ってくる。そして、平穏な日常に飽きたらまた旅をする、そんな時間を過ごしているという最後でした。鎖国もなく、貿易が盛んな信長に支配された日本、こんな歴史が本当にあったらいいのに、と思うような最後でした。

読んだのはそこそこ前ですが、その最後の巻を読んだ時の感動?はいまだによく覚えています。