徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

ゆがめられた世界 アンバースデー

  

タイトル:ゆがめられた世界 アンバースデー

著者:リズ・ブラスウェル (著), 池本尚美 (翻訳)

 

不思議の国のアリスのその後の世界。

私はディズニーのアリスはざっくりしか覚えていないのですが(アニメは見ていなくて、昔絵本を見ただけなのでそもそも知っているストーリー自体が少ないかな?と思います)、最近ディズニー系の読み物(それでもどうしても映画やアニメでは見れないのが私なのです(-_-;))にはまっているので読んでみました。

「不思議の国」はアリスの夢の世界という終わりでしたが、夢から覚めても、なんとなく忘れ去ることができずに心の奥でくすぶっていた不思議な世界。そして、11年後、ほんの少しの欠片でもいいから、不思議な、ナンセンスな世界の繋がりを見つけたくて、写真を撮ることを始めたアリス(はじめは絵だったみたいですが、絵の才能はなかったみたいで(-_-;))は、十八歳の時に撮った写真の中に不思議の国で出会った人々が現れたことに気づきました。そして、まるで助けを求めているみたいな彼らと再会をするために試行錯誤をして、ようやく不思議の世界へ渡ることに成功しましたが、不思議の世界は、アリスが知っていた世界とは違う、とてつもなく壊れた世界で……

不思議の世界で、世界の崩壊を止めるために奮闘しているアリス、そして、現実世界で起こる差別や選挙、その他にかかわる事件のために奮闘するアリス。

不思議の国って摩訶不思議なイメージでしたけど、やっぱりそういう印象はそのままで……ころころと変わる場面。そして、やっぱり夢なだけあって普通ではありえない出来事。でも、ただの夢でもないようで、その世界から抜け出して、アリスが生きている現実世界のもう一人の自分と接触した人がいたり……

まさかのクラブの女王が出てきたのにはびっくりでしたけどΣ(・□・;)

不思議の国のアリスって確か、原作は3部作くらいでしたよね? 読んでなくてわからないのですが、そのほかのシリーズで出てきた設定も活きているようなので、ちょっと興味が出てきました。

後、最後は不思議の国の終わり方は、えええ……とちょっと放心してしまいましたが、夢の国らしい終わり方といわれればそうなのかもしれないと、思ってしまいました。

 

このゆがめられた世界のシリーズ、続きも欲しいものリストに入れているので、楽しみです。次は確か、アラジンだったかな?(やっぱり、原作もディズニーもよく知らないけど。まじ、小説読みたい!! ディズニー系の小説って絶版がめちゃくちゃ多い。絵本は何冊か読んだけど、あらすじ? レベルで違う、こうじゃない、感が強いです。アニメはどうしても聞き流し状態なので頭に入ってこないというか……

 

今年は何冊本を読んだかカウントしてみたい、と思っている今日この頃です。

今まで一年で何冊読んだか、カウントしたこと、ないんですよね? でもXの読書垢で300冊読んだとか、400冊読んだとか見て、「え? マジ? すごすぎ……」と思いました。

自分の冊数はカウントしていないのでわからないですけど、そこまでは絶対読んでいないと思うので、まずは自分が年間どのくらいの本(漫画以外)を読んでいるのかを知りたいな、という一年計画です(^^♪