徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

ゆがめられた世界 パート・オブ・ユア・ワールド 下 ディズニー ツイステッドテール

   

タイトル:ゆがめられた世界 パート・オブ・ユア・ワールド 下 ディズニー ツイステッドテール

著者:リズ・ブラスウェル (著)、 池本尚美(翻訳) 

 

もしも、ディズニーのリトルマーメイドで、アリエルがアースラに敗れ、王子であるエリックと結婚することができなかったら? というもしもの世界の物語です。

アリエルとエリックの結婚式が、最終的にアースラ(ヴァネッサ)とエリックの結婚式となり、その2人が結ばれてから約五年後、トリトンの跡を継いで海の国、アトランティカの女王となっていたアリエルは、父であるトリトンが生きているかもしれない、という情報を仕入れ、その真意を探るために人間の世界へと行きました。

そこで、リトルマーメイドで描かれていた知り合いたちと再会をし、彼らの協力も得てアースラから父を救い出すことを目指しました。

 

アリエルもエリックも何度も、何度もあと少しのところでアースラに打ち負かされ、でもそこであきらめずに、次の一手を考えていく姿に目を奪われました。陸では思うように魔法を使えないアースラが、多くの人の命と、神の血を引いているトリトン王の血を使って壮大な魔法を使おうとしていますが、それをアリエルたちがどうやって防ぐのか、後半は本気で目が離せず、どんどんと読み進めてしまいました。

リトルマーメイドの世界観がもっと深く描かれているような気もして、とてもよかったです。