徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

いまこそガーシュウィン

タイトル:いまこそガーシュウィン

著者:中山七里

 

ピアニストの岬先生シリーズの最新刊です。

以前あった、ショパンコンクールから続く話で、舞台はアメリカでした。黒人や有色人種差別を推奨するような大統領が当選してしまい、デモなど様々な問題が噴出している中で、ショパンコンクールのファイナリスト、エドワードと岬の2台ピアノ(オーケストラ伴奏つき)の演奏もあるコンサート開催の準備を進めていきます。

メインの語り手は「愛国者」と呼ばれている暗殺者(正体不明)とエドワードでした。

面白かったです。メインテーマ的に、たぶん今回は殺人は成功できないだろうな、とは思っていましたが、さすが岬先生。素晴らしい投擲でした(^^♪ 途中から愛国者が誰かな、という予想会をしていました(参加者は私だけですけど(-_-;))予想は3人に絞られましたが、誰かなーと思っていました。いろいろと考えましたが最後に予想した相手で当たっていたので満足です(^^♪

面白かったのですが、舞台が大きすぎて……なんていうか、ミステリーって感じはしませんでした。これじゃあ、岬先生神様みたい(-_-;)

 

次はどんな流れになるのか、とても楽しみです(^^♪