徒然なるままに

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わたしを変えたKindle出版: 文章への想いを形にして得たもの(著 あん)

タイトル:わたしを変えたKindle出版: 文章への想いを形にして得たもの

著者:あん

評価:★★★★★

 

タイトルに惹かれて手に取ってみました。これは著者が子供の頃からの夢だった作家という道を叶えるまでの道のりが描かれています。

私がKindle作家(と名乗るのは烏滸がましいかもしれませんが💦)の一人として、そして、幼少期から小説家を目指していたこともあり、共感できる部分もあって、色々と思い出しながらよんでいました。

そういえば、二冊目の本を出したときに、親に「作家になるって夢、叶えたね」と言われたな……と思い出しました。初めは、え? 作家ってKindleよ? 出版社を通しているわけでもない個人出版(しかも印税は子供のお小遣い以下)よ? とも思いましたが、「小説家とは違うけど、作家でしょ?」と言われて、小説を出すための下準備くらいの気持ちで始めたKindle出版を本気で取り組んでみたいと思ったきっかけの言葉でもあります(^○^)

 

Kindle作家兼プロ専業主婦の著者が本を出すまでの葛藤や、挫折やそういうことも描かれていて、共感できる部分もあれば知らない世界の話もあって、面白かったです。

私が好きな本の一番はやはり小説ですが(疲れているときに読んだら回復するくらい(^○^) 本気で精神的にやばかった時期は読むことも書くこともできませんでしたが………)、こういう自叙伝的な話も好きです。自分とが違う考え方や生き方などの人生を垣間見たり、逆に似ているけど違う人生を見て一部共感して、一部初めて知るようなことに納得して読めるのがいいです。

この著書の最後の方に著者の一日のタイムスケジュールが載っていてびっくり。専業主婦が忙しいのも大変なのも知っているつもりでしたが、実際に数字として見せられるとやはりびっくり。世の人々は主婦に感謝すべき(私も人のこと言えないですけど……家を出て初めて、母に感謝しました。学生時代の一人暮らしの時はそこまでではなかったですけど……実際に社会人になって一人暮らしを始めると本当に母の偉大さを思い知らされました(⌒-⌒; ) 特にお掃除が苦手なので、へ、部屋が……………)

 

この本とは関係ないですが、この記事を書く少し前に高校三年生の娘に県の最低賃金の時給(1000円超えてた?? あれれ?? 私の出身県普通に800円台だった気が……)で家事をお願いしたら……月給が10万超えたっていうTwitter記事を見ました。そこでまた、主婦の偉大さを実感しました。やること多いし、イレギュラーもきっと多いし、大変だなー、すごいなーと思いました。

 

最後はなんか違う話になってしまいましたが、この著書をよんで、やっぱ文章書くの好きだ、小説もofficeの啓発本も、そして他にも色々と書きたいなと目標を再認識しました。この本に出会えて、読むことができてよかったです。