徒然なるままに

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純喫茶「一服堂」の四季(著 東川篤哉)

タイトル:純喫茶「一服堂」の四季

著者:東川篤哉

評価:★★★★

 

半年くらい前に初めて読んだ著者で、それ以来よんで見たいと思っていてようやく読むことができました。

ある、喫茶店の店主、死ぬほど人見知りな女性、安楽椅子(あんらくよりこ)さんを取り巻く話。といっても、彼女は本当に安楽椅子探偵で、話を聞くだけで事件を解決してしまう、しかも、事件解決時には口調がガラリと変わるこのキャラが面白くて好きです。

短編連作集で、語り手はみんな違いますが、舞台がこの喫茶店なので、別の話の語り手が、脇キャラとして出る、ということもありました。

事件そのものよりも、よりこさんたちのやりとりが好きです。

最期の事件は、騙されました。マジで、切実に。途中で思わず、前のページに戻ってしまいました。え? 三十……? え? っと。最後の事件の謎解きは……絶対に食事中に身ちゃいけない奴! ご飯食べてなくてよかった、と切実に思いました(⌒-⌒; )

続きではないようですが、 純喫茶一服邸の四季、も読んでみたいです。