徒然なるままに

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魔女の旅々20(著 白石 定規)

タイトル:魔女の旅々20

著者:白石 定規

評価:★★★★★

 

魔女の旅々の20冊目。短編連作集で、どれも面白かったですが、私が特に面白いと思ったのは、「第7話 スライムの話」です。

スライムの話はめちゃくちゃ有能だけど知りたがりな子供のようなスライムとイレイナの二人旅の模様でした。人(?)の痛みがわからないマッドサイエンティストの研究者や、その研究の恩恵に預かっていた町人には思わず「や、何でも何も……」とつっこんでしまいましたが。彼らと出会う前にスライムのとイレイナの掛け合いや旅をしている様子を見ていたから余計にそう思ったのかもしれませんけど。

もう一つのシリーズ(イレイナさんが脇役として出てきます😍)の祈りの国のリリエールともども、読み続けたい一冊です。