著者:神永学
評価:★★★★
心霊探偵八雲の主人公の八雲のご先祖様(多分)……の浮雲シリーズの8冊目です。
浮雲の出生の秘密を知るための旅? 土方さんとの旅路に沖田総司が加わって、しかも新しい同行者まで……
その同行者の素性は後半までわかりませんでしたが、まさかの本人?
途中苗字出てきたとき、もしかして関係者? とは思っていましたが……歴史上でも有名なあの人が!!
これからも旅に同行しそうだし、これから先が楽しみ❤
事件のほうも面白かったです♪♪
幽霊や妖怪の仕業と思われていたものが、やっぱり人の手によるもので(まあ、このシリーズの幽霊も妖怪もそこまではっきりとした悪さはできませんが(-_-;))、さらりと読みやすかったです。
3つの事件があり、そのうちの1つが「絡新婦」でしたが、これは私のタイミングの問題ですが、今読み進めているシリーズ「百鬼夜行シリーズ(著 京極夏彦)」の絡新婦を思い出してしまいました。一瞬、おお、つながりが……あるわきゃない。京極夏彦のは私が最近読んだというだけで、古い話だし(-_-;)
でも、この話の絡新婦のラストはほっこりしました。純愛? って最高★
このシリーズ、続きも読みたいし、はじめっから読み返してみたい気もしています♬