タイトル:妖怪の子預かります
著者:廣嶋 玲子
評価:★★★★★
タイトルだけはずっと知っていて、気にはなっていたんです。それで、ちょうどキャンペーン(アマゾンで定期的にやっているポイント倍増系のキャンペーンですね)をやっていたので、ついつい買ってしまいました(^^♪
うぶめの家をちょっとした苛立ちから壊してしまった弥助。繊細で弱いうぶめはそのことに傷ついて姿を消してしまいました。その罰としてうぶめの代わりに妖怪の子供を預かることになりました。
そして、いろいろな妖怪の子供たちとかかわって、弥助自身が成長していく、という物語でした。著者の方が私の中では「児童書作家」なので、これも児童書かと思っていたらどちらかというとほのぼの系のライトノベル? という感じでした。
養い親の千弥意外とは言葉を交わすことさえできない弥助がなぜか妖怪相手だったら普通に会話ができるとか、その理由も後半でわかるのですが……
千弥ってぜーーーったい人間じゃないよな、と思っていたら、やっぱりという正体でした(^^♪
このほのぼのした空気が面白いですし、罪滅ぼしとして、ではなく本当の意味で妖怪の子供預かり所をすることになった弥助の成長も気になります。
ある程度まとめ買いをしているので、続けて読んでみたいです。