タイトル:神宮寺珈琲店 其の参
著者:TERU
評価:★★★★★
陰陽師シリーズ 第3弾。前作で出てきた陰陽師たちが今回も大活躍でした。
今回から警視庁に舞台を移しましたが、配属された先は霊たちの世界を知る人たちで構成された部署でした。これでこそこそ動かなくてもいいかな、と思っていたのですが、今度は考え方の違いやらなんやらで上司とぶつかりました。結城刑事の強さが凄いと思います。相手が上司でも言いたいことを言ってぶつかれるってすごい……ただ、現実でやったらどうしようもない気がしますけど(-_-;)
神宮寺を信用していなかった上司も、事件を通してかかわっていくうちに、彼の力を信じるようになりました。ただ……神宮寺にとってはっこき使われることになるので信用されないほうがよかったのかな? という気もしますが(-_-;)
第4弾以降はたぶん恋愛要素も含んでくるのかな、という気がしますが激にぶの神宮寺とやっぱり鈍そうな結城……そして千鶴、彼らの関係がどう変わっていくのかも楽しみに読み進めたいです。