タイトル:源氏物語あやとき草子
著者:遠藤遼
源氏物語の作者の紫式部と彰子が中心の話。やっと三冊読み終わったーーー!
私は好きでしたが、源氏物語好きな人とか、もしくはめちゃくちゃ詳しい専門家にはむかないのかな? 詳しくないのでわかりませんけど……💦
私は源氏物語は前に読んだことがあるくらいで、そこまで覚えていない部分も多いので違う部分があっても多分気づかないんですよね。小説、物語として破綻していなければ楽しめる人なので😄
今回は史実の流れに沿っている部分が多かったです。
私は今、百人一首の……しかも彰子や定子の周りの人たちを中心に調べて、絵で描いているので、読みながら、「あ、この人知ってる……」とか、「ああ、あの場面……」と思いながら読んでいたので余計にワクワクして面白かったです。
あと、紫式部……陰陽師(もどき)? 物語を使って道長と戦ったり、怨霊と戦ったり……源氏物語はそのために描かれたのか、と思わず納得(そんなはず、ないんですけどね😄)
私は源氏物語より、紫式部が好きなので、こういうのは大好物です😄
ただ、この時代の小説を読んでいるとよく出てくる……右大臣顕光……どれだけ? 本気で、どの小説でも、「こんな無能はいない」レベルで書かれてるんだけど……この話でもそうでしたし、他の話でも大体、そうですよね……。
道長の最後は壮絶でしたが(あれは、やだ……病気でのたうち回って、苦しんでも、何度も蘇生するとか、どんな生き地獄なのだろう……)
この方の小説、やっぱり好きです。