徒然なるままに

本の紹介や、シェイプアートなどなど、その時々ではまっていることをご紹介します★

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな

今回は、藤原伊周の息子である藤原通雅(前回紹介をしました、儀同三司母の曾孫ですね)が詠んだ句です。
彰子・定子つながりの人、本当に多いです(^^♪ 平安時代にはまっている以上に紫式部が好きなので、いろいろとしれて楽しい
この句は、三条天皇藤原道長と折り合いが悪かった方ですよね)の娘との恋に、反対されていて、別れの言葉さえ言えなかったことを嘆いた歌、という印象です。
当子内親王が、斎宮だったとあったので、「あれ? 結婚禁止では……?」と思ったのですが、付き合ったのは、三条天皇の退位後、斎宮を辞めて戻ってきた後の話なんですよね。じゃあ、反対されたのは……道長の系譜だから、でしょうか? といっても、曾祖父と道長が兄弟……っていうだけですが(-_-;)