徒然なるままに

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なりゆき斎王の入内8 ~侍う路は、いといみじなり~

タイトル:なりゆき斎王の入内8 ~侍う路は、いといみじなり~

著者:小田菜摘 

 

なりゆき斎王も、とうとう8巻に!!

そ、し、て……ここで終わる~~~!? がまた来ました。ストーリー紹介で9巻では塔子が呪詛の犯人に仕立て上げられた、というのは読んでいましたが、呪詛された(と言い出した)のはお前か!? なんか勝手に東宮が呪詛された犯人に仕立て上げられたのだと思っていたのですが、違いました。なんか、東宮を追い落としたい人が東宮を呪うと同時に塔子を追い落とそうとした……と思っていたのですが、普通に女の怨念でした(-_-;) 犯人はわかっていますが、塔子と暁槻がこのピンチをどう乗り越えるのかが、鍵ですよね。にしても、あの犯人、あほなの? 時間軸的には、あの呪詛事件から一年たってないよね? そろそろ喪が明けるのだから、もうじき一年……そんな時に、始まりの呪詛事件(しかも冤罪)と同じような証拠を手にはめようとするとか……絶対に調査も慎重になると思うのだけど。特に相手は東宮が寵愛している、東宮妃候補よ? ついでにその父親がはめられて、冤罪が晴れる前に亡くなっているし、今回呪詛する動機があるのって、塔子じゃなくて相手なんだよね(上皇のせいで)。

あと、上皇の本心を知りましたが……東宮を息子として愛せない……まあ、仕方ないよね? あんな経緯だし(自業自得だけど、というかほぼあなたが悪いのだけど)、だから罪悪感がある……うん、わかる。仕方ないね。他の子供たちのことは愛している……だから、東宮への罪滅ぼしのために、東宮の地位を安泰にするためにほかの子供たちは犠牲になって……なんで??? 愛している子供の不遇は上皇にとっても贖罪であり罰となりうるのだろうけど、それ、関係ない子供たちに対する罰にもならん? 女一の宮やこれから生まれてくる子は可哀そう。これから生まれてくる子は置いておいても、女一の宮はまだ幼児よ? さすがに贖罪に付き合わせるにしてもちゃんと考えて意見を言える年齢までは手元で慈しんであげてよ……東宮や帝が、上皇がそう判断してくれることを願っているのに、上皇だけがかたくな。確かに上皇の立場で割り切るのは厳しいかもしれないけど、それでもむむ……となってしまいました。上皇東宮の和解はたぶんありえないのだろうけど、もはや気を使い、わだかまりを持つのではなく、遠い親戚程度の認識の距離感になれればいいのに、とは思いますが……難しいのでしょうか。

次は最終巻、とても楽しみです(^^♪