徒然なるままに

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なりゆき斎王の入内3 ~この恋路、乱れがはしき~(小田 菜摘)

タイトル:なりゆき斎王の入内3 ~この恋路、乱れがはしき~

著者:小田菜摘

 

このシリーズ、私が読み始めたときはぎりぎりkindle unlimitedの対象でしたが、昨日、私の話に興味を持ったらしい母が見に行ったら対象から外れていたらしいです💦

私は読み始める前に、全巻借りてから読み始めていたので(だって、いつ外れるかわからないので……)、そのまま読めますが、やっぱりタイミングって大事だな、と思いました。せっかく20冊借りられるので、アンリミ対象対象の本は興味が出たら「ほしいものリスト」ではなく、借りてしまうのがベストかな、と本気で思いました💦

面白いと思っているので多分、借りていなかったら残りは買っていたでしょうし( ;∀;)

 

今回の話は、塔子がようやく自分の気持ちに気づいて、そして……やっといろいろと言葉にして二人の気持ちが通じ合ったところ、なんだけど……ここで終わる??? はまったのが今でよかった。ここで終わって、次巻が発売するまで数か月待たされたら発狂する(-_-;)

今回は、メイン舞台は塔子の故郷。新帝に決まったすがこの思い付き?の物見遊山で連れまわされた塔子と明槻。新キャラで、塔子も昔から知っている……別当(代替わりしたばかり?)の範康……は、かなり豪快な人物でした。過去の逸話が本当に凄い。それでも、別当という地位につけるのは昔ならでは……今なら相当反発されているのでは? ただまあ、身内内では悪童だけど、一応別当としての能力は高そうでしたけど。

あと、2巻の感想で描いた、塔子たちの後釜どうなったんだろう、が3巻で書かれていて、あ、すっごいタイミング、と思いましたが、なるほどね、ま、それしかないよな、って感じです。

それにしても、今回あんなところで終わるなんて……一体全体、この後どうなるのか……終わった瞬間「え? ここで?」と本気でびっくりしました。

それとは別に、ですが。明槻の少し昔の話……まだ、塔子の父親である左大臣が生きていたころの二人のやり取りなどが書かれた番外編も載っていたので、面白かったです。