タイトル:平安あや解き草紙 ~この惑い、散る桜花のごとく~
著者:小田菜摘
だんだん終わりに近づいて来ました。
仕事も、恋もどちらも手に入れたいと望む伊子、何か思い悩んでいるたかふゆ……でも、この二人、圧倒的に言葉が足りない……。二人が望む落とし所が見えた気がしました。最後はあれかな……いずれ結婚を、という約束をしたまま、天皇に使える二人、とかになりそう。
女宮……あの人の悲願に、どう始末をつけるのかは想像つかないので楽しみ😃
女御様たちは全員が、成長していてほっこりしました。あの新大納言の中姫……あの人は年少ながら誰よりも先を見据えていそう。
大団円、という最終巻が楽しみです。