タイトル:平安あや解き草紙 ~その女人達、故あり~
著者:小田菜摘
平安あや解き草紙シリーズ、第6巻。平安時代で、恋愛結婚とお仕事を両立させるのは難しいのかな、と思ってしまいます。もちろん平民やくらいの低い貴族ならできるでしょうけど、今回は地位が高すぎる……💦 この二人の落としどころ(それ以前に東宮問題も)はどうなるんだろうな、と思ってしまいます。
今回は、桐子様の出産もありましたが、女宮……ここにきて(-_-;) にしても桐子様、強くて格好いいですね。帝のおきさき様には向かない気もしますが、でも、この強さは、あの魑魅魍魎のいる宮中で生き抜くには、必要な強さな気もします。
今の立場がなければ桐子と伊子はいい友人にもなりそうですよね。年の離れた友人。まあ、今の状況じゃ、厳しい気もします。
次回は、東宮問題がかなり動くようなので、とても楽しみです。